大雨防災情報の警戒レベルを5段階に
切迫度を明確化
政府の中央防災会議は十二口の作業部会で、大雨・土砂災害時に行政が出す防災気象情報を住民にわかりやすく伝えるため、切迫度に応じ5段階に区分した警戒レベルで発信する対策を柱とする報告書案を大筋で了承した。
西日本豪雨で、自治体が避難勧告や避難指示を出しても危険性が十分理解されず、住民が逃げ遅れたことを教訓に、情報発信の在り方を見直し、早期非難を促す。
報告書案は、国や自治体が発表する大雨や洪水、土砂災害の情報について、「多様かつ難解で、住民が理解できない状況になっている」と指摘。
改善策として、各情報発信時に警戒レベル1~5の区分を同時に伝え、的確な状況把握につなげる必要性を訴えた。
具体的には、警報級の大雨が数日中に振ると気象庁が用法を出す場合は「2」、洪水注意報・大雨注意報や河川の氾濫注意情報の場合は「2」とする。
自分でできる情報の収集要領について
台風予想進路
気象庁>台風情報
Joint Typhoon Warning Center(JTWC)>TC Warning Graphic
中期降雨情報
GPV気象予報>詳細・エリア九州>雨量・雲量
大雨警報予告
気象庁>気象警報・注意報>福岡県・中間市
「気象警報・注意報(図表形式)中間市」
15時間後迄の情報
気象庁>今後の雨(降水短時間予報)
現在の雨情報
気象庁>レーダーナウキャスト
現危険度分布
気象庁>大雨警報(浸水害)の危険度分布→焦点中間市
気象庁>洪水警報の危険度分布→焦点中間
気象庁>土砂災害警戒判定メッシュ情報→焦点中間市
福岡県>土砂災害危険度情報→焦点中間→スネーク判定図
河川水位情報
遠賀川河川事務所>リアルタイム水位>中間、木月、小木橋